新海誠監督最新作「君の名は。」が大ヒット中だそうですね。
映画『君の名は。』上映からわずか8日間で史上最速1万レビュー突破!
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新海監督もすっかり有名人になりました。昔は知る人ぞ知るアニメーション監督でしたが。
一般にも知られるようになったのは2007年公開の「秒速5センチメートル」からですかね。
私は「雲のむこう、約束の場所」しか観たことありませんが、当時(2004年)から「ポスト宮崎駿」といわれてました。
ちょっと切ない、暗いストーリーですが、主演の南里侑香さんが歌う主題歌も素敵なので、まだの方にはぜひ観てほしい作品です。
ところで今回の新作「君の名は。」ですが、最初このタイトルを耳にしたときから、
「あれ? なんか聞いたことあるな」って思ってたんですよ。
実はずっと前に読んだ漫画「まんが道」に登場していました。
まんが道は、藤子不二雄(藤子・F・不二雄、藤子不二雄A)先生が漫画家として活躍するまでの成長を描いた自伝的漫画。今では漫画家を目指す人たちのバイブルにもなっている作品です。
そのまんが道「藤子不二雄Aランド」版の12巻、
主人公のひとりである満賀道雄(まがみちお=藤子不二雄Aがモデル)が上京の準備をしているときに、母親から映画のチケットをもらいます。それが「君の名は」でした。
松竹映画「君の名は」
昭和28年(1953年)公開
原作:菊田一夫
監督:大庭秀雄
脚本:柳井隆雄
出演:岸恵子、佐田啓二、川喜多雄二
昭和の「君の名は」は、昭和28年(1953年)、菊田一夫の書き下ろしたラジオドラマで、放送が始まると女湯がカラになるという伝説を生んだメロドラマ。そのラジオドラマをもとに作られた映画も大ヒットしました。
終戦直後の銀座・数寄屋橋(すきやばし)で出会った男女が互いに名も明かさず、半年後の再会を約束して別れたが、様々な障害のためになかなか出会うことが叶わず、愛し合っているのに結ばれない、という悲恋の物語です。
今回のアニメ映画とは話が全く違う!
対して今回公開されたアニメ映画「君の名は。」(※こっちは最後にマルがついてます)は、田舎に住む女子高校生と、都会に住む男子高校生の身体が入れ替わる、という話(らしい)です。まだ観てないのでこれしか知りません。すみません。。。
それにしても作品が出る度に声優陣が豪華になっていきますね。
前は知っている人が限られるクリエイターだったのに、一般にも認知されてくるとうれしい反面、さびしくもなります。(お前は何様だ)