
こんにちは、しんこー(@yakudatsujoho)です。
普段あまり乗らないのですが、一応マイカーを持っております。
洗車もろくにせず、ボディの一部にコケが生えているような始末でなんとも情けない話ですが、今回少〜しだけ手入れをしてみることにしました。
それが、ホイールカバーの取り付けです。
11月が車検の時期なのですが、前回の車検時、整備士さんから
「ホイールカバーにヒビが入っていますがどうしますか?」
というお話がありまして。
前輪の1つのホイールカバーにヒビが入っていて、そのまま走っていると道路に落としてしまうかもしれないとのこと。なるほどそれはマズい。
道路交通法では、高速道路に物を落としてしまった時点で違反となり、
3カ月以下の懲役もしくは5万円以下の罰金または10万円以下の罰金が罰則として課せられるようです。
道路によく落ちている軍手とかならともかく、さすがにホイールカバーが落ちているとかなり危険。
ヒビが入っているのは1つだけでしたが、その1つだけホイールカバーがないのは不自然なので、思い切って全部外して処分してもらうことにしました。
ホイールカバーがないとダサい
で、本当に今さらなんですが、ホイールカバーなしのタイヤってめちゃくちゃダサいんですよ(笑)
↓これがうちの車のタイヤ周りなんですが、

ホイールのサビが目立ってて、ろくに整備していないように見えます。廃車寸前みたいな…
私がこの車を買ったのは中古でですが、新車購入時からは10年近く経っているので、仕方ないといえば仕方ないのですが。
見た目だけの問題ではありますが、なんとかしたいと思い、替えのホイールカバーを探すことにしました。
車検の時の整備士さんからは、
「純正は高いですが、オートバックスとかに安いのが売ってますよ」
というお話だったので、近くのオートバックスやイエローハットを回ってみたのですが、これが売ってないんですよ。
タイヤは確かにお店に置いてあります。おしゃれなホイールもよく見かけます。が、カバーだけってのはどこにも見当たらない。
というわけでネットで探すことにしたのですが、
そもそもサイズが分からない。
そこからまず調べてみることにしました。
タイヤサイズの見方について

タイヤには径のほかに様々なサイズ表記があります。
今回はホイールカバーだけですが、タイヤ自体の取り替えの際の参考になりますので、まとめて解説します。
タイヤの側面に刻印されている
車のタイヤサイズは、そのタイヤ自体の側面に刻印されています。

こういうやつですね。
うちの車の場合だと、
というわけです。
それぞれの数値は下記を表しています。

これらをひとつひとつ説明していきます。
タイヤの幅(mm)
一番最初の「145」という数値はタイヤの幅、つまり奥行きです。
ミリ表記となります。
偏平率(%)
次の「80」は偏平率です。単位は%。
偏平率とは、タイヤの幅に対する断面高さの比率を表す数値です。
で求めることができます。
この数値が小さければ薄いタイヤ(ロープロタイヤ)、大きければ厚いタイヤになります。
ちなみにタイヤの外径を変えず、偏平率を下げることを「インチアップ」といいます。
ラジアル構造
Rはタイヤの構造で、ラジアル構造であることを示しています。
ほかにもバイアス構造のタイヤもありますが、現在の乗用車ではほとんどラジアル構造を採用しています。
リム(ホイール)の直径
ここの数値がホイールカバーを選ぶ際の基準になります。
リム(ホイール)の直径をインチで表記しています。
この場合は12インチということになります。
ロードインデックス(耐荷重)
ロードインデックス(LI)は、規定の条件のもとで、タイヤ1本あたりが支えられる最大荷重を示した指数のことです。表記は指数ですので、実際に支えられる最大荷重は下記の表から求めることができます。
| LI | 負荷能力(Kg) | LI | 負荷能力(Kg) | LI | 負荷能力(Kg) | LI | 負荷能力(Kg) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 60 | 250 | 76 | 400 | 92 | 630 | 108 | 1000 |
| 61 | 257 | 77 | 412 | 93 | 650 | 109 | 1030 |
| 62 | 265 | 78 | 425 | 94 | 670 | 110 | 1060 |
| 63 | 272 | 79 | 437 | 95 | 690 | 111 | 1090 |
| 64 | 280 | 80 | 450 | 96 | 710 | 112 | 1120 |
| 65 | 290 | 81 | 462 | 97 | 730 | 113 | 1150 |
| 66 | 300 | 82 | 475 | 98 | 750 | 114 | 1180 |
| 67 | 307 | 83 | 487 | 99 | 775 | 115 | 1215 |
| 68 | 315 | 84 | 500 | 100 | 800 | 116 | 1250 |
| 69 | 325 | 85 | 515 | 101 | 825 | 117 | 1285 |
| 70 | 335 | 86 | 530 | 102 | 850 | 118 | 1320 |
| 71 | 345 | 87 | 545 | 103 | 875 | 119 | 1360 |
| 72 | 355 | 88 | 560 | 104 | 900 | 120 | 1400 |
| 73 | 365 | 89 | 580 | 105 | 925 | ||
| 74 | 375 | 90 | 600 | 106 | 950 | ||
| 75 | 387 | 91 | 615 | 107 | 975 |
速度記号(スピードレンジ)
速度記号(スピードレンジ)は、規定の条件のもとで、そのタイヤが走行できる最高速度を示しています。
速度記号と実際の速度は以下の表の通りです。
| 速度記号 | 最高速度(km/h) |
|---|---|
| L | 120 |
| Q | 160 |
| R | 170 |
| S | 180 |
| H | 210 |
| V | 240 |
| W | 270 |
| Y | 300 |
| ZR※1 | 240km/h超 |
| (Y)※2 | 300km/h超 |
※ZRは速度カテゴリーです。
※最高速度300km/h超の場合は、速度カテゴリー「ZR」に加えて、ロードインデックス及び速度記号Yを括弧書きにて表示します。
例.245/40ZR19(94Y)
MonotaRO(モノタロウ)に注文した
サイズが12インチのものを買えばよいということが分かったので最初は楽天で探していたのですが、値段が高かったり、納期が遅いという理由から断念。結局、業務用通販のMonotaRO(モノタロウ)に注文することにしました。
取り付け方が動画で紹介されていたのが購入の決め手です。
ひょっとして工具がいるのかも、と思っていましたが不要でした。
単純に押し込むだけで大丈夫でした。
▼実際に買ったのはこちらです。
ホイールカバー 品番:HC2512-N
税抜価格:1,990円
スチールホイールやスタッドレスなどのドレスアップ用ホイールカバーです。営業車やトラック等の足回りにもオススメです!
ホイールカバーを取り付けてみる
注文したホイールカバーが届いたので早速取り付けてみます。
こんな箱で届きました。

開けてみます。

ピカピカしています。

裏側はこんな感じ。

ABS樹脂なので、手に取ってみるとめっさ軽い!
同梱されている取り付けマニュアル

取り付け開始。まずはタイヤのバルブ(空気を入れるところの金具)の位置を確認します。
▼こういうやつです。

ホイールカバーの裏にも刻印されていますが、リングの凹んでいるところをタイヤバルブに合わせるようにして取り付けます。

こうなるようにして取り付けます。


マニュアルには膝で支えながら押し込むようにとの記載がありましたがそんな必要もなく、手で押すだけで取り付けられました。女性でも非常に簡単だと思います。むしろこんな取り付けで、走ってて外れないのかと心配になる程。
取り付け完了。足回りが見違える程きれいになりました!

普通の軽自動車なのに、ホイールだけがピカピカしていて逆に違和感がありますけど。

結果
とても簡単にホイールカバーを取り付けることができました。
この次の週末に片道200キロのロングドライブに出かけましたが、外れることなく無事帰還できました(笑)。足回りのちょっとしたおしゃれに、ホイールカバーの交換、おすすめです。
【参考】
https://www.mr-tireman.jp/basic/select/02.html
http://www.y-yokohama.com/product/tire/displaytorule/
http://www.tirewheel-size.com/size/tire/
http://tyre.dunlop.co.jp/tyre/products/base/size.html


