本日午後、大きなニュースが流れてきましたね。
Yahooが期限を切って、2017年3月までに常時SSL化するとのことです。
Yahoo! JAPANサービスは常時SSL(AOSSL)に対応します。
これまではYahooメールなど、一部のサービスだけ対応していたのが、他のサービスも含めて完全にSSL化するようです。
twitter上でも、SEO界隈で有名な方々がつぶやかれています。
Yahoo!検索のキーワード、昨年いっぱいで見られなくなるものとキーワード系の仕事はSearch Consoleに移行したものの、3ヶ月見られ続けて、最近また解析でキーワード調査再開しちゃってた所でやはり閉ざされそうでしょんぼり。
— 辻正浩 | Masahiro Tsuji (@tsuj) 2016年4月4日
ついに期限を切ったか・・・「Yahoo! JAPANは2016年4月から2017年3月にかけて、すべてのサービスにおいて常時SSLに対応いたします」 https://t.co/7JuxKVqYtM
— 衣袋 宏美 (@hibukuro) 2016年4月4日
検索エンジンのSSL化の歴史
- 2012年3月、google.co.jpにて、GoogleアカウントにログインしているユーザーにHTTPS検索を適用
- 2013年9月、ログイン状態に関係なく、全ユーザーにHTTPS検索を適用
2015年8月から段階的に始まっていた…?
昨年8月には、8月18日から段階的にSSL化するというニュースが流れました。Yahooからの検索流入キーワードが取れなくなるのでは、と危惧していましたが、その後Google Analytics(GA)を見てもほとんど変化がなく、ほっとしていた矢先のニュースです。
2015年8月12日のリリースはこちら
「Yahoo!検索」SSL化のお知らせ
SSL化する理由として主なものは、セキュリティレベルを上げることで、Yahoo!検索における検索ユーザーのプライバシー保護だといわれています。ユーザーがどんなキーワードで検索したのかを第三者が外部から確認することができなくなるという、サイト運営者によっては非常に痛い内容です。涙。
今後はGAの検索流入キーワードの(not provided)がさらに増えていくでしょうね…
(not provided)とは何なのかについては、以前書いたこちらの記事をご覧ください。
(not provided)と(not set)の違いについて
あ、SSLとその影響についてさらに詳しく説明すると長くなるので、人様の記事ですが下記をどうぞ(笑)
Yahoo! SSL化の影響、対応策を徹底解説 ~SEO・解析の今後は?~